東京

ミシュラン1つ星!渋谷の蕎麦屋「玉笑(たまわらい)」で人生初の“そばがき”を食べてきた

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東京・渋谷の蕎麦屋「玉笑(たまわらい)」に行ってきました。

JR「渋谷」B1出口より徒歩6分ほど

「トランクホテル」からダッシュで20秒!
明治神宮前の閑静な住宅街に、ひっそりと佇む名店です。
今回は表参道からタクシーで行きました。

この記事の著者
酒田しんご

プロジャグラー。
「7ボールジャグリング」の公式日本記録を保持。京都にてロングラン公演中のノンバーバルシアター『ギア-GEAR-』レギュラーキャスト。

5年連続ミシュラン1つ星!

「ミシュランガイド東京2016」から5年連続で1つ星を獲得。
日本中の蕎麦ツウを唸らせ、休日には長蛇の列が当たり前の超人気店です。

予約なしで訪問。平日&雨のため行列なし。
店舗横の待合室(別館)に既に2組いらっしゃいましたが、15分ほど待って入店できました。

伝説の名店・柏「竹やぶ」の系譜

店主の浦川真洋氏は、国内最高峰の蕎麦屋として知られる名店「竹やぶ(昭和41年創業)」で修業を積み、2011年に独立。
情熱的、そしてスローに進化を遂げる味わいは、数ある「竹やぶ系」の中でも、最も高い評価を受けています。

土・日・祝日は、ランチタイムの予約不可。
平日でも、蕎麦がなくなれば終了です。

人生最高の蕎麦体験をあなたに

そば茶

まずは冷たい「そば茶」からスタート。

そばがき(1,760円)

そばがき(蕎麦掻き)とは、蕎麦粉を熱湯でこねて餅状にした食べ物。
蕎麦粉を使ったクラシックな料理であり、江戸中期に麺状の「そば切り」が生まれるまで、むしろこちらの「そばがき」がポピュラーでした。

第一印象「粘土かな?」

お箸で切ると、ネットリ&とろとろ。
弾力がありそうなビジュアルと、実際のテクスチャに振り幅がありすぎて、脳内大混乱。

まずはそのままいただきます(ツウっぽい)

そばつゆを加えた特製醤油で。 蕎麦の実の粗挽き感満載で、芳醇な香りが鼻腔から脳点を直撃します。端的に言うとめちゃくちゃウマい。

えびの味噌漬け焼き(1,760円)

西京味噌に「才巻えび」を3日間漬けて、パリパリに焼き上げた逸品。
そばを待たずに、温かいうちに食べるのがポイント。

玉子焼き(990円)

この玉子焼きは完全にプロの味。 990円払う価値があります。

粗挽きせいろ(1,100円)

初回来店で食べるべきは「粗挽きせいろ」一択です。

ミニサイズのせいろに、蕎麦が「ちょこん」と乗っています。
わんこそばかな?

「玄そばの最高峰」と称される、常陸秋蕎麦(茨城県常陸太田市)を使用。
店主が指定した蕎麦畑から直送され、玄そば(殻がついたまま)の状態で仕入れ、丸抜きから製粉までを一人で行なうという徹底っぷり。

成人男性なら3口で食べ終わる量ですが、その味わいは絶品。
ちなみに、引きぐるみの粗挽き蕎麦を、崩壊せずにこの細さで仕上げるのは至難の業だそう。

ツユは甘めかつ、しっかりとキレもあるもの。
それに負けない蕎麦の力強い香り。蕎麦の実の凸凹感が際立っていて、完全に蕎麦界のパルムドール。

そば湯

茹で汁に蕎麦粉を溶かした濃厚系で、湯桶をよく回してどうぞ。ツユ無しプレーンでも美味い。

ほうじ茶

ラストは温かいほうじ茶で〆。
最初の「そば茶」から、最後の「ほうじ茶」まで、結構なお点前でごちそうさまでした。

コスパが悪くても行くべき名店

全体的には少しお高めですが、店主の浦川さんが手狩りして、天日干しした自家製粉を、お店で丁寧に打ち上げる手間暇を考えれば、決して高いものではないと思います。

【営業時間】
[水~金] 11:30~15:00(L.O.14:30) 18:30~21:30(L.O.20:30)
[土] 11:30~15:00 18:00~20:00(L.O)
[日] 11:30~17:00(L.O.16:30、売切れ仕舞い)

Tel:03-5485-0025

今回ご紹介したお店

店名 玉笑(たまわらい)
住所 東京都渋谷区神宮前5-23-3
エリア 渋谷 / 神宮前
定休日 月曜・火曜
アクセス JR「渋谷」B1出口より徒歩6分ほど
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Instagram @soba.tamawarai
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