大阪・本町の5つ星ラグジュアリーホテル「The St. Regis Osaka(セントレジスホテル大阪)」に宿泊してきました。
大阪メトロ「本町」7番出口よりすぐ
大阪のビジネス街・本町に位置するマリオットの最高級ホテル。
エントランスが御堂筋側ではなく、裏側にひっそりとあるのがカッコいい。
マリオット・インターナショナルの最高級ブランド
1904年、ニューヨーク5番街で誕生した「セントレジス」は、マリリン・モンロー、サルバドール・ダリなど、セレブの社交場として愛される名門ブランド。
「セントレジスホテル大阪」は国内第一号として、2010年10月にオープンしました。
1泊50,000ポイントで宿泊
ポイント宿泊する場合は、1泊50,000〜70,000ポイントです。
今回は50,000ポイントで交換。
マリオットアメックスの無料宿泊特典が使えるので、宿泊税の600円のみ支払いです。
12Fのロビーでチェックイン
1Fのポーターさんに名前を伝えると、12Fのレセプションに着席するや否や、名前の書かれたチェックイン用紙が出てきます。
このあたりのスマートな立ち回りは、さすが5つ星ホテルといったところ。
プラチナエリート特典は以下。
- 客室内電話の市内通話無料
- レストランでの朝食無料
- ミニバー1泊3,000円分利用可
- 16時までのレイトチェックアウト
- ウェルカムギフト1,000ポイントもしくはブラッディ・マリーチケット
「セントレジスホテル大阪」にはラウンジが無いので、お部屋のミニバーを楽しめるのは良いですね。
19F「UME SUITE(梅スイート)」にチェックイン
エレベーターで19Fへ。
「ここで寝てもいい」と思えるほどに美しい廊下。
予約は「グランドデラックス(51㎡)」でしたが、スタッフさんのご厚意で「梅スイート(87㎡)」にアップグレードしていただきました。定価約95,000円也。
ドアを開けて、我が目を疑う景色。
ベッドルームの前に、リビングルームがあります。
部屋の隅に佇む、金色に輝く伝統工芸品のような謎のボックス。
開けるとミニバーが登場!
ミニバーの飲み物
ビール、シャンパン、白ワイン、赤ワイン、ジュース、ミネラルウォーター、お茶、ペプシ、レッドブル…etc
冷蔵庫の中はすべて有料になります。
ネスプレッソ、紅茶、日本茶は無料。
紅茶は1823年創業のドイツの老舗「Ronnefeldt(ロンネフェルト)」を採用。カモミールはリラックス効果が期待でき、ナイトティーにお薦めです。
各種ウイスキーやブランデーなど。
ミニボトルが可愛いので、3,000円のプラチナ特典で1本いただきました。
ミックスナッツが1,400円、、
サイゼリアのデキャンタワインを3杯飲んでもお釣りが返ってくるという、ファビュラスでアメージングな価格設定です。
伝統のバトラーサービス
セントレジスの伝統のひとつが「バトラー(執事)」サービス。
到着時のウェルカムドリンクをお部屋に持って来ていただきました。なんとコーヒー、紅茶、ハーブティーは、お願いすれば24時間いつでも部屋に持って来てくれるとのこと。英国王室かな?
棚の仕掛けがすごいぞ
さて、ルームツアーに戻りましょう。
なにやらソファ前の壁にスライド式の棚があります。
開けるとテレビが登場!
PanasonicのフルハイビジョンTV「ビエラ」の50インチです。DVDプレーヤーもあるので、お気に入りの映画を持参すると優勝できます。
ベッドルームはこちら
シティビューが楽しめるベッドルーム。
カーテンはボタンで簡単操作の電動式です。
クイーンサイズのベッド。
なんと枕を11種類(!)から選べる「ピローリクエスト」もバトラーにおまかせを。
マットレスは米国ベッド業界の最高級ブランド「Sealy(シーリー)」によるもの。
柔らかすぎず、硬すぎず、寝心地が素晴らしい。
ベッドサイドの引き出しには、キリスト教の聖典・モルモン書。
マリオット創業者のJ・ウィラード・マリオットは、モルモン教徒で、生涯タバコも酒も嗜まず、巨富を築いた後も質素な生活を続けたことで知られています。
広々とした作業用デスクも。
否めないエグゼクティブ感。
もうカーテンレールを見せる時代は終わりました。
細やかな配慮にインテリアデザイナーのストイックさを感じますね。
バスルーム/ウェットエリア
ダブルボウルの洗面台は女子2人旅にもおすすめ。拡大鏡もあります。
ゆったりサイズのバスタブ。
(シティービューではない)
バスタブ用の枕が快適。テレビも見れます。
アメニティはNYの高級スパブランド「REMÈDE(ルメードゥ)」
スクラブ入りのシャワージェルが気持ちいい。
壁にボディシャワーが4個も付いています。
ハンドシャワーを一度も持たずに、全身を洗い流せるスグレモノ。
国内最高級ドライヤー「レプロナイザー 4D Plus」
その市場価格なんと57,000円。使うほどに髪に艶が出る魔法のような逸品。
まるで漆塗りのようなアメニティボックスが激渋。
5つ星ホテル御用達、米国「Monarch Cypress(モナーク・サイプレス)」のバスローブ。
中はタオルのようなパイル生地で、外はシルキーで滑らかな仕上がり。
個人的に一番感動したのはこれ!
君はフワッフワすぎて笑いが止まらなくなるスリッパを履いたことがあるか。
極上空間「セントレジスバー」
12階のバーラウンジでカクテルを楽しめます。
正面の大きな絵は、安土桃山時代をモチーフに現代の大阪を描いたもの。よく見ると大阪城や通天閣も!
ジン・トニック
まずはジントニから。
日本では珍しい、英国産「Williams Elegant(ウィリアム・エレガント)」のジン。ボトルの蝶ネクタイが可愛い。
Shogun Mary(ショーグン・マリー)
1934年、セントレジスNYの「キングコールバー」で生まれたカクテル「ブラッディ・マリー」は、世界中のセントレジスホテルで、各地域のアレンジを加えて提供されています。
「将軍」の名を冠した、OSAKAバージョンがこちら。
ワサビや柚子の香りが突き抜ける和風な仕上がり。「柚子はレモンよりも香りが立ちますからね」とヘッドバーテンダーの大濱さん。
12F「ラ・ベデュータ」で朝食を
朝食は7:00-10:00。
会場は12Fのイタリアン・レストラン「La Veduta(ラ・ベデュータ)」 です。
2フロア分の高い天井と、巨大なシャンデリアが特徴的なメインダイニング。
席間隔も広く、快適に過ごせます。
ホットティーを希望すると、スタッフさんがコロコロとカートを持って来てくれます。
なんと紅茶は13種類から自由にチョイスできるとのこと。
ドイツ「Ronnefeldt(ロンネフェルト)」による、セントレジスホテル大阪のオリジナルブレンド「NERINE(ネリネ)」をチョイス。
「ウェスタン・ブレックファースト」
ブッフェではなくワンプレートでの提供。焼きたてのセントレジス特製クロワッサンとトーストがめっちゃ美味しい。
メインの卵料理は「アスターベネディクト」をチョイス。
平たく言うと、カニサラダ付きのエッグベネディクトです。
トロットロの卵がたまらない!
これで今日からあなたもニューヨーカー。セントレジスの朝食はエッグベネディクトを食べておけば間違いないです。
枯山水を散歩しよう
12Fロビーフロア脇にある、地上50mの屋上庭園「セントレジスガーデン」
都市の喧騒を忘れさせる枯山水の石庭でリフレッシュできます。
革新性と伝統のレガシー
「やはりセントレジスは別格」と言わざるを得ない、ラグジュアリーな宿泊体験となりました。
国内唯一のセントレジスで、贅沢なひとときをどうぞ。
ザ・リッツ・カールトン京都時代からお世話になっている大濱さんと。
この度も細やかなお気遣いをいただき、ありがとうございました。
マイラー御用達の「マリオットアメックスプレミアム」
発行だけでゴールドエリート資格、年間150万円の決済で50,000ポイントの無料宿泊が付与されます。
年会費49,500円(税込)ですが「年に一度は贅沢にホテルステイしたい!」という方は発行して損はないでしょう。
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