京都・梅小路の海鮮居酒屋「京都中央卸売市場 魚肴屋 だいしめ」に行ってきました。
JR「梅小路京都西」より徒歩7分
京の食文化を支える「京都中央卸売市場」よりダッシュで30秒!(当社調べ)
JR「丹波口」からも徒歩10分ほどです。
知る人ぞ知る隠れ家
看板は一切なく、テントの屋号は「Coffee ローズ」
まるでスピークイージー※のようなスタイルで、京都のグルメ通のみが知る名店中の名店です。
※アメリカの禁酒法時代(1920~1933)に、こっそりと営業していた潜り酒場のこと。
どう見ても「Coffee ローズ」なので4回くらい素通りしましたが、よく見ると小さく「だいしめ」のショップカードが!
週3日の予約困難店!
カウンターが7席に、テーブルが3つほど。
営業は木・金・土の夕方のみで、完全予約制となります。
大将の久保田さん。
長年にわたって、京都中央卸売市場の魚介類を知り尽くした、生粋のプロフェッショナルです。
#やりすぎは正義 がモットー。
今回は15名で貸し切り
ありがたいことに、京都の顔役の皆様にお呼ばれして、15名の貸し切りパーティーに参加させていただきました。
メニューは一応あるものの、粋を極めた京都の文化人たるもの、細かいことは気にせず「なんかちょーだい!!(時価)」一択です。
線路は続くよどこまでも
北海道の毛ガニ
!?!?!?!?!?!?
君は毛ガニの15両編成列車を見たことがあるか?(迫真)
1品目にして、今宵の優勝を確信しました。
京都中央卸売市場の直結だけあって、ネタの鮮度のレベルが他の店のそれとは一線を画しています。
サッポロ 赤星 ラガービール
いきなり右ストレートを打ち込まれて、脳が混乱しているので、とりあえずビールで。
サッポロの黒ラベルならぬ白ラベル。業務用市場でしかお目にかかれないレアな一本。
白エビとウニの丼
毛ガニとは打って変わって、キュートでデコラティヴなミニ丼が登場。
富山産の白エビの紹興酒漬けと、北海道ウニのマリアージュを楽しめる、アメージングでヘヴンリーな一皿。
ちょwww 天下一品www
おぼろ豆腐イクラ乗せ
みんな大好き鬼追パイセン(@coffeebasekanondo)も撮影に気合いが入ります。
「醤油の代わりにイクラでどうぞ」と大将。
京都西陣の名門・山本食品の伝承寄せ豆腐。やわらかさの限界に挑戦した、フワッフワのテクスチャーをお楽しみあれ。
鳩正宗 斗瓶取り 熟成秘蔵酒
ドリンクは基本的に冷蔵庫からセルフサービスで、お酒は500円で持ち込み可能。
海鮮に合う日本酒を持ち込むのがオツです。
三重の鳥貝と北海道のホタテ
「貝には絶対に火を通す」という大将の持論が光る一皿。
「塩で炙っただけ」というシンプル・イズ・ザ・ベストを地で行くスタイル。
純米大吟醸とのペアリングが完璧。
マグロの5種盛り
お待たせしました。いや、お待たせしすぎたかもしれません。(全裸監督)
マグロが得意な水産会社の大将ならではのスペシャリテが登場。
「マグロの5種盛り」とかいう空前絶後のパワーワード。
左から時計回りで、すき身、あご肉、目肉、脳天、ほほ肉。希少部位のオン・パレード。
個人的に本日一番のお皿です。
プルップルでコラーゲンたっぷりの目肉。まだ寿司屋で大トロ食ってんの?
純米大吟醸 一期二会(いちごふたえ)
青森県を代表する酒蔵のコラボプロジェクト。
「八仙」は柔らかく、「豊盃」はしっかり系ボディでノックアウト。
福井産ハタハタの一夜干し
韓流アイドルばりにパパラッチが止まらない、大将とハタハタ30尾御一行様。
(注)回転寿司ではありません。
手前は塩、奥は醤油の味付けで、1度で2度楽しめる逸品。
よく考えると、ローソン「からあげクン」のお皿が15枚あるのがヤバい。
アワビの天ぷら 肝ソース
もはやこの光景に慣れてきた自分が恐ろしい。
下茹でした後に天ぷらにすることで、やわらかい食感を楽しめるとのこと。肉厚プリップリで素晴らしい。
和歌山のカツオ ラー油ソース
黒潮に乗って太平洋を北上する初鰹のサッパリとした旨みに、バーナーで香ばしさをプラスします。
ポン酢ではなく「食べるラー油」を合わせるのがだいしめ流。
食べラーに勝るとも劣らないカツオの存在感がすげぇ。
ソフトシェルクラブバーガー サルサソース仕立て
もう何が何だかわからなくなってきた。
いきなりのバーガー登場で、テーブルの上が完全にカオス。
「¢£%#&□△◆■!?」(そろそろ胃が限界)
ワサビ巻き ウニ・海ぶどう・イクラを添えて
ラスボス登場。
大将、もう勘弁してください。
大将「最後だからイクラはセルフでいっちゃって★」
通称:「三両編成列車」
本来はイクラを右端に盛り付けて3色に仕上げるのですが、全員酩酊状態でよくわからないことになりました。考えるな、感じろ。
野菜ゼロ!4時間に渡るシーフード地獄ここに極まれり
18:30スタートで、気付いたら22:30まで食べ続けてました。
30年そこそこ生きてきましたが、シーフードだけをノンストップで4時間食べ続けたのは人生で初めてです。
計18万円ニコニコ現金払い
以上を食べて、12,000円×15名=180,000円也。
高級寿司屋も裸足で逃げ出すような、フレッシュな海の幸を限界まで食べてこのお値段。
大将のトーク力も相まって、素晴らしい費用対効果の体験型エンターテインメントだと思います。
#やりすぎは正義
ありがとうございました。
【営業時間】
16:30~20:00
ご予約方法:
Instagram(@red2red2red2)のDMまたは電話にて。
今回ご紹介したお店
店名 | 京都中央卸売市場 魚肴屋 だいしめ |
住所 | 京都市下京区朱雀宝蔵町44 |
エリア | 梅小路 |
定休日 | 月・火・水・日 |
アクセス | JR山陰本線「梅小路京都西」より徒歩7分 |
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