京都精華大学にて、特別講師として授業をさせていただきました。
写真左から、
- マジシャンのジョニオ(@BonJonio)
- 講師の西本裕樹先生(@yukinishimoto)
- ジャグラーの酒田しんご(@jugglershingo)
です。
京都精華大学とは
日本で初めてのマンガ学部を設置した大学として有名で、クリエイターを目指す学生さん達が多数在籍しています。
「発展ことば演習 / パフォーミングアート論特講」
パフォーマンスを通しての表現テクニックや創造的思考、スペシャリティの作り方について、ワークショップを交えた2コマの授業を行いました。
自己紹介を兼ねて、ボールジャグリングのデモンストレーション。
ジョニオ!によるカードマジックのデモンストレーション。
ノンバーバル(非言語)で、身体接触のみを用いたコミュニケーションの演習。
手のひらと背中の接触面の「圧」を用いて対話をするトレーニングです。
(参考:いいむろなおきマイムカンパニー)
ティッシュのマジックを題材にした、フィクションのストーリーを構築する演習。
「なぜその現象が起こるのか」に着目して、それぞれ自由な発想で演出をつけていきます。
ボールジャグリングのワークショップ。
トライアル・アンド・エラーによる上達を実感できます。
iPhoneを用いたマジックの解説。
(※予備校の講師ではありません)
2コマ目はパネルトーク
講師のお二人を交えてパネルトーク。
独自性と差別化の違い、技術がないと搾取される時代、完璧なジャグリングは有り得ない…etc
西本:自分のスペシャリティを見つけ出し、伸ばしていくために必要なことはーー…?
酒田:直感に対して敬意を払うことですね。
そして、何かを感じたら、アツいうちに行動に移す。
感じて動くということ、それが「感動」なんです。
ジョニオ!:特定の分野で世界一のマニアになるまで掘り進めましょう。
まず、業界内で認められないと、一般のお客様の前にも、自信を持って立てませんから。
「なんでも屋さん」は一時的には成功しても、いずれ全てが中途半端になって、継続性は見込めません。
質疑応答タイム
「パフォーマンスで大失敗したことは?」「旅行して一番楽しかった国は?」「ヒゲは本物ですか?」など、自由な質問が飛び交います。
嬉しい感想をたくさんいただきました。
あっという間の3時間
創造意欲の高い学生さんばかりで、こちらもハッと気付かされる場面が何度かありました。
それぞれの「好き」を突き詰めた個性を大切に、これからも創造力のタネを育てていきましょう。
今週は授業がないので、ブログにはこれまでの授業内容を深めるための動画や書籍の紹介記事などを書いていきます。まずはこちら > 「震えを受け入れる」美術家フィル・ハンセンが伝える、制約を楽しむための秘訣 https://t.co/jYkFWmhhZF
— セイカコミュアカ公式 (@kotobaensyu) May 2, 2018
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