読書メモ

「ルール」が人生を100倍ラクにする。『無敵の思考』ひろゆき(西村博之)

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ひろゆきさんの著書『無敵の思考 ――誰でもトクする人になれるコスパ最強のルール21』(大和書房)を読みました。

フランス・パリ在住、日本のインターネット文化を代表する実業家「ひろゆき」こと、西村博之さんによる著書。

「ロジックで世界は動く」「論理的に考えて、論理的に結果を出す」という生き方。
日々のストレスに悩まされる現代人が読むべき良書です。

「ルール」が人生を100倍ラクにする

日常生活を過ごしていると、いちいち考えなくてはいけない選択肢がいろいろとあります。
「いかに物事を決めないでルールに従って暮らすか」というのは、一見すると怠惰のススメに思えるかもしれませんが、迷わないためのルールを決めるとストレスの少ない生活ができます。

『無敵の思考』

「情報を入手して選択をする」というのはエネルギーがいることです。

スティーブ・ジョブズがずっと同じ服を着ていたことや、オバマ前大統領がほぼ同じスーツを着ていたのも、選択する回数を減らすためです。

「なんとなく生きている人」は、いろいろ迷ってストレスが溜まり、衝動的に判断をしてしまい、絶対に損をしてしまうのです。

最悪の状況を考えておく

僕のまわりで成功している人に多いのが、「ホームレスになる覚悟がある」という考え方をする人です。
最悪の状況を考えておいて、「それでもちゃんと暮らせるよね」という想定ができていれば、リスクを取っておもしろいことにチャレンジできます。

『無敵の思考』

成功している人は、たとえ楽観的に見えても、どんな些細なことでも最悪のシナリオまで考え抜いて、そのシナリオの精度を上げるために情報を集めるクセがついているのです。

そうしておくと、「想定よりも悪かった」ということがなくなるので、どんなことがあっても幸せに感じることができます。

スキルを得るためのスキル

スキルを手に入れるときに大事なのは、スキルそのものよりも、そのスキルを手に入れる能力のほうです。
英語が話せることやプログラミングができることが大事なのではなく、英会話やプログラミングの体系的な知識をどのように手に入れるかがわかることのほうが大事なのです。

『無敵の思考』

「一芸に秀でた者は、多芸に通ず」とはまさにこのロジック。
「スキルを得るためのスキル」を身に付けておくことは、あらゆる時代において不変的な価値となります。

まとめ

「世界にはシステムがあって、そのシステムの下でロジック(論理)に従って人や物事が動いていく」という当たり前のことに気付かせてくれる良書。

私もコンビニでは「水」と「おにぎり」以外は買わないと決めたことで、無駄な時間とストレスがなくなり、人生がぐんと楽になりました。

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