神戸大学卒、800年続く由緒ある寺の娘。
コメディからシリアスな役どころまで、柔軟に適応できる演技力には定評があり、現在、関西演劇界で引く手あまたの注目株、佐々木ヤス子。
彼女が、今何を思うのかーー…?
「踏み込んだ話はしない」がテーマの対談企画、第2弾です。
アサリって一晩寝かして、砂抜きしないと食べられないんですね
酒田:理想のデートを教えてください。
佐々木:潮干狩りです。
アサリって一晩寝かして、砂抜きしないと食べられないんですね。つまり、必然的に一夜を共に明かすことになるんです。ロマンティックが止まりません。
普段、ほとんど演劇を観に行くことはなくて
酒田:舞台人として天性の「何か」があるように感じます。
佐々木:普段、ほとんど演劇を観に行くことはなくて、そんなに演劇が好きじゃないんだなって自分で思うんです。
学生時代、ずっとダンスが好きでやってたんですが、先生にダメ出しされたときに、プライドが邪魔をして「なんでそんなこと言われなあかんのや」と思ってしまったんです。
そして、思ったんです。「これでは食っていけない」と。
酒田:僕は三度の飯よりジャグリングが好きなので、この考え方は面白いなと。
佐々木:良くも悪くも、「好きゆえの窮屈さ」みたいなものが私には無い。
演劇をやってみると、演出家からダメ出しされた箇所をパズルのように組み替えると、スッと腑に落ちることに気付きました。
演劇に対するプライドがないからこそ、真っ直ぐな姿勢で続けていられるのかもしれません。
カバンに服をぐちゃぐちゃに入れちゃう男って良いですよね
酒田:やはり女性は紳士的な男性に惹かれるのでしょうか?
佐々木:昔はそう思ってましたが、大人になって考えが変わりました。
酒田:と言うとーー…?
佐々木:カバンに服をぐちゃぐちゃに入れちゃう男って良いですよね。
女性から見て、理解できないくらいルーズなところにキュンとくるんです。「こらー!」って怒ってあげたいですよね。
「ダムカード」をゲットしました
酒田:やはり「築地」のココアは美味しいですね。ところで、昨年、宇治の天ヶ瀬ダムに行かれたそうですがーー…?
佐々木:「ダムカード」をゲットしました。
酒田:ダムカード?
佐々木:全国のダムマニア向けに、国土交通省が発行しているカード型のパンフレットです。
カードを配布してくれた天ヶ瀬ダムのスタッフのおじさんも、相当なダムマニアでした。
2013年の台風18号接近の際、竣工以来初めて(49年ぶり!)非常用ゲートを開門して毎秒1,000トンを放流した話を、興奮気味に語ってくれました。
酒田:これは胸熱。僕も今年は黒部ダムに行こうと思います。
女優。1991年1月9日生まれ。
京都府宇治市出身。
神戸大学 発達科学部 人間表現学科卒業。同大学在学中より演劇活動を開始する。
実家が800年続く由緒正しい寺であるにもかかわらず、煩悩にまみれて育つ。
先天的な品の良さと、後天的ないやらしさが持ち味。
ノンバーバルパフォーマンス『ギア-GEAR-』出演中。
Twitter:@yasuko696
Instagram:@yasuko696
撮影させていただいたお店
店名 | 築地(ツキジ) |
住所 | 京都市中京区米屋町384-2 |
エリア | 四条河原町 |
アクセス | 阪急電車「京都河原町」より徒歩1分 |
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お気に入りのバカっぽい海外の口説き文句をご紹介します。
— 佐々木ヤス子 (@yasuko696) January 18, 2018
①
「なってこった!歯がすごく痛いんだ…。」
(どうして?)
「君がsweetすぎるからだよ!」
②
「君の足は疲れているに違いない。毎日、僕の頭の中を走り回っているからだよ!」
Text & Photo by 酒田しんご(@jugglershingo)