宮崎・橘通東の喫茶店「マスカレード」に行ってきました。

1977年創業の老舗喫茶店。
宮崎駅より徒歩13分ほど。
観光の中心エリアでアクセス抜群です。
世界最高峰のチキン南蛮をあなたに

おぐら?グリル爛漫?
いいえ、マスカレードです。
チキン南蛮においては、地元民からも「宮崎ナンバーワン!」との呼び声が高い名門中の名門。
チキン南蛮は月曜・土曜のランチのみ!

ここで最大の注意点。
チキン南蛮を食べるチャンスは、月曜・土曜(ともにランチ)のみです。

定休日は日曜、祝日。
ランチの営業時間は11:00~15:00(14:30 L.O.)です。
11時すぎに並ぶのが必勝法

今回到着したのが午前11:10。
予約不可のため行列必至ですが、11時のオープン直後にリストに記名しましょう。

11時オープンと同時に店内満席&すでに8組待ちという人気っぷり。
小1時間くらい散歩しよう

ここで宮崎の地元民に教えてもらった黄金ルートのご紹介。
リストに記名してから約1時間ほど待つので、近くのデパート「山形屋」で時間を潰すのが◎

ちょうど北海道物産展をやってました。
(なぜか宮崎市民にとっては超ビッグイベントらしい)

南国で白い恋人とはこれいかに。

ふと横を見ると宮崎県産マンゴー。
タイの屋台の50倍くらいの値段するんですが…(震え声)
45分後に戻ってきた

ちょっと余裕を持ってお店に戻りました。
お昼12:00手前で大フィーバー状態。
ウソみたいだろ?喫茶店なんだぜ?

全員めちゃくちゃ「こちら側ーー→」に並んでて笑いました。
やさしい世界。

戻ってきて10分ほど経って、現在時刻12:03。

さあ、いよいよ呼ばれます。
いざ入店!

満を持してピットイン。
繁盛店にも関わらず、アットホームで親切な接客にほっこりします。

迷わず「日替わりランチ(1,300円)」をチョイス。
(ちなみにハンバーグも超絶美味らしい)
This is 世界最高峰のチキン南蛮

お待たせしました。お待たせしすぎたかもしれません(全裸監督)

いいかい学生さん、チキン南蛮をな、チキン南蛮をいつでも食えるくらいになりなよ。
それが、人間えら過ぎもしない貧乏過ぎもしない、ちょうどいいくらいってとこなんだ。
(美味しんぼ第11巻より)

われわれ本州の人間からすると、見慣れないビジュアルですが、これが本場宮崎のクラシカルなチキン南蛮の面構えです。
チキン南蛮(チキンなんばん)は、小麦粉と溶き卵を絡めた鶏肉を油で揚げ、甘酢(南蛮甘酢ダレ)に浸した宮崎県延岡市発祥の鶏肉料理である。
チキン南蛮 – Wikipedia
↑ポイントは甘酢ダレ。
まだ乾いたチキン南蛮食べてるの?

この自家製タルタル、凶暴につき。
みじん切りにしたゆで卵が入った、正統派ジャパニーズ・サムライ・スタイルです。



ランチのセット内容は以下。
- ライス
- サラダ
- わかめスープ
- ドリンク(コーヒー、紅茶、アップルジュース)
これだけ付いて、1,300円(税込み)は素晴らしい費用対効果です。

食ってみな?飛ぶぞ?(長州力風)
卵液で仕上げた柔らかい衣が甘酢を吸って¢£%#&□△◆■!?(語彙力)

酸味ひかえめで、甘く、やさしい南蛮酢。

濃厚マイルドなタルタルソース。

柔らかくジューシーなもも肉。

味を構成する要素はすごい多いけど、何一つ欠けても成り立たない絶妙なバランス感。
今まで食べてたチキン南蛮は何だったのか???(絶望)

限りなく甘く、そしてやわらかく煮込まれた野菜陣が脇を固めます。
(ジャガイモ、グリーンピース、にんじん)

チキンを揚げた後、オーブンでグリルすることで、ジューシーかつパリパリの食感に仕上がるそう。
このガッチガチでもなく、ヤッワヤッワでもない衣のテクスチャーは唯一無二です。

うっとりするほどロマンティックな断面。
もも肉の1枚肉を贅沢に使うことで、脂を閉じ込め、素材の旨味が凝縮されています。

セットのドリンクは、食後にホットティーをお願いしました。
そういえば、ここ、喫茶店でした。
ごちそうさまでした

大満足でチェックアウト。
このチキン南蛮を食べるためだけに、1,300円を握りしめて宮崎に来ても、きっと損はないでしょう。

地元民向けに「夜弁当」の販売も行っているとのこと。(店主の義理の息子さんが担当)
現場からは以上です。
今回ご紹介したお店
店名 | マスカレード |
住所 | 宮崎市橘通東4-10-29 |
エリア | 宮崎駅 / 橘通東 |
定休日 | 日曜・祝日 |
アクセス | JR「宮崎」西口より徒歩13分 |
地図 | 表示する(Google Map) |
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@masquerade_1977 |